自分と向き合う手帳づくり はじめての自分会議

今回は、手帳づくりを通して自分会議をする方法について書いてみたいと思います。

皆さんは、自分会議をしたことありますか?

いろいろな考え方、方法があると思いますが、私にとっての自分会議は「私って何を大切にして暮らしていたんだっけ?」ということを改めて考える時間です。

忙しい毎日の中で自分を振り返る時間はなかなか取りづらい方も多いと思いますが、最後までお読みいただくと、自分会議の良さを実感いただけるのでは、と思います。

最後までお読みいただけると嬉しいです。

もくじ
 1 | 役割の棚おろし
 2 | 役割毎の目標設定をする 
 3 | 1ヶ月の目標に落とし込む 
 4 | 1週間単位で役割のバランスを見直す 
 5 | 自分会議をするメリット

役割の棚おろし

では早速自分会議のファーストステップ、「役割の棚おろし」です。

ここでいう役割は、皆さんが生活の場面ごとに担っている様々な役割の中でも「自分が大切にしたい」と思っているものを指します。

私の場合で言うと、

  • ①私自身
  • ②母親
  • ③会社員
  • ④個人事業主

この4つの役割になりました。

皆さんにはどんな役割があって、どの役割を大切にしたいですか?

人によっては「友人」や「配偶者」なども、役割として棚卸しされる方もいらっしゃいます。

これが正解というものはありませんので、ぜひご自身が暮らしの中で大切にしたいのはどの役割なんだろう?と考えてみていただけたら、と思います。

役割ごとの目標を設定する

役割を棚卸しできたら、次はその役割毎に目指す目標を考えます。

私の場合は…

①私自身

  • 自分の基盤を整えること

これは、主に体調だったりメンタルをととのえる、ということになります。

②母親

  • 子どもたちに伴走すること

私は意識をしていないと子どもたちに「こうしたらいいんじゃない?」というように、自分のこれまでの経験則でアドバイスしがちなので、「子どもたち自身はどうしたいのかな?」という意識を持って接することができるように、この目標にしました。

③会社員

  • 暖かな場所を作ること

職業柄、いろいろな困り事をもった方が集うことが多い組織なので、「こんな困ったことがあるんだけど…」ということを言ってもらいやすい雰囲気を作ることを目標にしました。

④個人事業主

  • 心地よい暮らしの一助になる情報発信をすること

日頃思っていることなんですが、毎日に充実感を持って過ごすことができて初めて、自分にも、そして他の人にも優しくなれるんじゃないかな、と思っています。子どもたちには、やさしい世の中で暮らしてほしいと思うので、大それた目標なんですが、やさしい世の中の小さなピースになれるような事業をしたいと思っています。

ではこんなふうに役割毎の目標ができたら、次はこの目標を1ヶ月の目標に細分化していく、というステップになります。

1ヶ月の目標に落とし込む

役割毎の目標ができたら、次はこの目標を1ヶ月の目標に細分化していくステップです。

2024年1月の私の役割毎の目標はこんなふうになりました。

①私自身

  • 気持ちのリセットをする
  • 食生活を整える

②母親

  • 子どもたちと話をする時間を意識的にとる

③会社員

  • 2023年の振り返りと2024年に向けての2つの視点を持つこと

④個人事業主

  • 前向きなリズムを作ること

1週間単位で役割のバランスを見直す

1ヶ月の目標ができたら、1週間の中で役割のバランスはどうなっているのかを俯瞰的にみていきます。

この書き方は一例ですが、コモンプレイスの要素を取り入れて、役割毎に色分けするというのはとてもおすすめです。

例えばグーグルカレンダーのようにデジタル管理の方も、役割毎に色分けすることで代用でき、バランスを確認することもできますし、手帳のウィークリーページに書き込んだ予定をマーカーなどで色分けする形もおすすめです。

このように色分けすることで、どの色に偏りがあるのか、つまりどの役割の比重が多い週なのか、逆にどの役割の比重が少ない週なのか、ということが一目瞭然になります。

私の場合は③(会社員)と④(個人事業主)に偏りがちなので、①(私自身)と②(母親)の役割の比重を少し意識的に増やす調整をしようと思います。

最初に役割の棚卸しをした時、皆さんが生活の場面毎で担っている様々な役割の中でも「自分が大切にしたい」と思っているものを棚卸ししてください、とお伝えしました。

つまり、皆さんが役割として棚卸ししたものは、皆さんがその役割をになっている時間を大切に過ごしたいと思っている、ということだと思います。だからこそ、そのそれぞれの役割に対してバランスよく時間をとってあげる、ということが皆さんの日々の充実感に直結してきます。

私には苦い経験があって、子どもたちが生まれたばかりのころ、母親の役割ばかりに時間をとっていて自分自身を大切にする時間が取れなかった時があったんです。

その結果どうなったかというと、今思えば産後うつのような状態で、子どもを可愛いと思えないし、私はなんのために生きてるんだろう、そんなことさえも思ったことがありました。

その経験もあって、人にはいろいろな役割があって、そのバランスを整えることが大切なんじゃないかっていうことを思っているんです。

自分会議をするメリット

今回は、私なりの自分会議の方法をご紹介しました。

自分会議をすることで、

  • 自分の役割を棚卸しできる
  • 役割毎のバランスをとることができる
  • メンタルが整う

このような良い効果がある感じています。

ぜひ年始のタイミングで自分会議を皆さんもしていただけたら、と思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

↑こちらの内容はyoutubeチャンネルでも発信しています↑